日南

古生代石炭紀〜ペルム紀前期 
岡山県後月郡芳井町日南

岡山県西部、広島県の県境近くに石炭紀からペルム紀にかけての石灰岩地帯があります。 美祢市、秋吉台、帝釈峡、阿哲台等、中国地方にはこの頃の石灰岩地帯が転々と続いていますが、ここの石灰岩が石炭紀としては一番東に位置するものと思われます。

日南(ひな)には石灰岩の採石場がありそこで採集を行いました。 採石場はちょうど休日で誰に気兼ねもしないでゆっくり採集が出来ました。

日南の石灰岩は灰白色の石灰岩で、化石を含んでいてもちょっと見付けにくい色をしています。 また採石場でもあり風化が進んでいないので苦労します。

約1ヶ月後、再度挑戦してきました。今度は河原を重点的に探索しました。
巨大なサンゴや、生物遺骸のぎっしり詰まった石灰岩が採集できました。

その1年後、春先の冷たい雨の降りしきる中、性懲りもなくまた行ってきま
した。折角なのに採石場が操業していて採石場には入れず、またもや河
原での採集になりました。今度は場所を変え少し上流で採集を行い、巨大
なウミユリ、群体四射サンゴなどが採集できました。頭足類や三葉虫が目的
だったのですがまた次回に期待しましょう・・・
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ウミユリ ウミユリ 巻き貝 石灰藻 ウミユリ 四射サンゴ
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フズリナ 二枚貝? オウムガイ 四射サンゴ 四射サンゴ ウミユリ
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海綿

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